高岡のゲストハウス
設計:能作文徳+能作淳平 構造設計:坂田涼太郎構造設計事務所
施工:モノ・スペース・デザイン、オーデック
所在地:富山県高岡市
設計期間:2010年4月〜2016年10月 工事期間:2014年9月〜2016年9月
敷地面積:462.68㎡ 建築面積:90.03㎡ 延床面積:90.03㎡
構造:木造 階数:地上1階
既存の木造家屋を、祖母の住まい、食堂、ゲストルームの3つの棟に分解し、3棟の間の中庭によって家族以外も受け入れられる程よい距離を保つ構成になっている。寄棟屋根の小屋組をクレーンで吊り上げて移設して再利用している。また周囲に広がる瓦屋根の風景と連続させるために既存瓦を葺き直している。敷地の中にあるマテリアルを再利用して再配置して、家族の記憶や周囲の風景を引き継ぎつつ新しい環境を生み出す試みである。