共感・時間・建築

20世紀の建築が理想とした社会像が崩壊した現代の建築はどこに向かうのか。
世界的に閉塞感が漂う建築の状況にあって、日本の若手建築家の取り組みは
次の時代の建築の可能性を示している。
その背景を検証し、これからの建築家がもつべき時代認識を示す。
塚本由晴・山名善之をモデレーターとし、槇文彦と4名の若手建築家とで行った
シンポジウムに書下ろしの考察テキストを加えた。
21世紀の建築が進む先を考察する一冊。